ロブスタ種(カネフォラ)
一般的にロブスタ種は
インスタントコーヒー、缶コーヒーや安いコーヒーの原料に使われています。
苦味が強いので苦味を出したいコーヒーに良く使われています。
またエスプレッソ用のコーヒーにブレンドして使う場合は、細かいクレマになりやすくなるので重宝します。
アラビカ種よりも病害虫に強い品種なので、生産しやすくコストも安いです。
しかしアラビカ種と比べると、香りや味わいが劣ります。なのでそのままロブスタをストレートで飲むのは、美味しいアラビカ種のコーヒーに慣れている人はあまり美味しく感じないかもしれません。
クーさんは、シンガポールで暮らしていた事もありありがたい事にロブスタの味に耐性があり、ロブスタとアラビカ種のコーヒーの味も両方好きです。
東南アジアやアジアの方では、Kopiと言ってロブスタ種のコーヒーを飲むのがローカルの普通になります。
大体はベトナムコーヒーのように、コンデンスミルクを入れて飲んでいますが、美味しくてクセになりますが、ちょっと私には甘すぎるのでほとんどはブラックでした。
ちなみに、ブラックコーヒーを”Kopi O Kosong”(コピ オー コソン)と言います。
本当に、香りもあまりない強いブラックコーヒーでした。
シンガポーリアンやフィリピンの知り合い子が言っていたのですが、
(Kopiだけじゃなく、普通のコーヒーショップでも)
ブラックコーヒーを頼むのはほとんど日本人だよと。日本人はなんで苦いコーヒーをブラックで飲むのが好きなのか?と。
フィリピンの子は、緑茶もなんでも砂糖が入った甘いものしか飲めないし、ホットはあまり飲まないと言っていました。
確かに年中暑い国の人たちはコールドドリンクを飲んでいる人が多かったです。
話がそれましたが、
アジアの国のほうのコーヒーは苦いというイメージはロブスタ(kopi)からきているのかなと思いますが、
でもアメリカのドラマや映画でもコーヒーに砂糖とミルクを入れるシーンが多いので、ブラックで飲む人の方が少ないのでしょうか?・・・・・
上の話は安いロブスタ種のことですが、
クーさんは農薬不使用のいわゆるロブスタの高級豆を仕入れて焙煎したのですが、ワインのような芳香な香りがあるロブスタで、香りと苦味も持ち合わせている新しい味でした。
Kopiの味を思い出すロブスタ、甘いけど、時々コンデスミルクを入れて飲んでみようかなと思いました。