水でコーヒーの味が変わる
コーヒーを淹れるときどんな水を使うかによって味も香りも違ってきます。
管理人は自分の家で自分のコーヒーを淹れたときの味と、長崎島原のほうに行った時に飲んだ自分のコーヒーが味が違うなとよくわかります。
家では、南アルプスの天然水(軟水、ph7.0)または、浄水器を通した水道水を使います。
コーヒーに最適な水質と言われているのが、ph7、アルカリ度40mg前後、塩素0、ナトリウム5〜10mg、鉄・マグネシウム ・銅などのミネラル分0、カルシウム30〜80mgのような水質です。
*余談ですが、九州のほうにいくと天然水は阿蘇山の水になります。
浄水器を使った水道水よりも、やはり天然水の方が「澄んでる」と表現できるくらい違います。甘さ、風味、まろやかさがあり、余分な雑味はなく透明感があるコーヒーになります。
浄水したお水でも十分美味しいですけど。
*水道水自体が硬水よりの場合は浄水器のフィルターの交換は一般的な交換頻度よりも多めに交換したほうが良いそうです。
長崎県島原の方では、家庭でも湧水を使っている方が多いようで、湧き水がph6、中硬度のお水でした。ケイ素がとても豊富に含まれており体にとても良いお水なのですが、コーヒーを抽出するときは、香り、甘さ、まろやかさがミネラルによってうまく抽出されないので、風味が少なく、硬めの飲み心地、軽くて薄い感じのコーヒーになりました。(この場合は豆の量を多くするか、挽き具合を細かくするといいです)
普通に飲むには大好きな湧水ですが、コーヒーの美味しさを引き出すにはもうすこし軟水のほうがいいですね。
硬水をケトルで沸かすと、ミネラル成分が出て白く濁ります。
硬水を使ってもいいのですが、エスプレッソマシーンやコーヒーマシンなどは、石灰化して内部に白く固まりやすくなるので、機械のためにもあまり使わない方がいいかなと思います。
それでは、最近寒くなってきましたので暖かくしてお過ごしくださいね〜